SEP 14 へのアップグレード - これだけはお読みください

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Symantec Endpoint Protection 14 をご利用いただけるようになりました。攻撃の手段にかかわらずエンドポイントに対する脅威を防ぎ、ビジネスに専念していただくためにも、ぜひ有効にご活用ください。高度なマシンラーニングと必須のテクノロジーがもたらす人工知能に、独自の多層型保護を組み合わせることによって、あらゆる攻撃ポイントで優れた保護機能を発揮します。SEP のコンソールでは、既存のセキュリティインフラストラクチャの管理と統合も可能です。そのため、レスポンスのワークフローを自在に編成し、脅威や感染の拡大を迅速に遮断して、総合的なソリューションを実現します。悪用防止、エンドポイントにおける検出および対応（EDR）といった、いくつもの次世代技術が、軽量なシングルエージェントに融合されているので、エンドポイントの複雑さや IT 担当者の負担が軽減され、総保有コストも削減されます。もちろん、エンドユーザーの生産性を損ねることはありません。

SEP 14 へのアップグレードは、単純明快です。わかりやすいように、次の 3 つのステージに分けてみます。

1. 万全のインストールに備える
2. SEP 14 をダウンロードする
3. アップグレードする

始める前に、考えられるアップグレードパスを検討してみましょう。

現在、バージョン 12.x 以降の Symantec Endpoint Protection Management（SEPM）コンソールをお使いの場合は、直接 SEP 14 にアップグレードできます。SEPM コンソールがバージョン 11.x の場合は、新しい SEPM 14 を導入したうえで、そのコンソールからクライアントを SEP 14 にアップグレードするというのが推奨の手順です。ただし、必要な場合にはいったん SEPM 12.x にアップグレードしてから 14 にアップグレードする方法もあります。 

一方、SEP クライアントは 11.x からでも 12.x からでも直接 14.0 にアップグレードできます。

バージョン 14 にアップグレードする前に、プラットフォームの最小システム要件が満たされていることと、クライアントまたは SEPM の当該バージョンからアップグレードを実行できることを、必ずご確認ください。たとえば、Mac 版クライアントでバージョンが 12.1.4 以前の場合は、バージョン 14 にアップグレードする前に、まずクライアントをバージョン 12.1.4 以降にアップグレードする必要があります。

Windows XP プラットフォームで SEPM またはクライアントをお使いの場合、14 にはアップグレードできません。すでにサポート対象外です。Windows XP で SEP 12.x クライアントをお使いの場合は、そのままレガシーの 12.x クライアントとして SEPM 14 から管理できます。

以前にも SEP のアップグレードを実行したことがあれば、手順は次の 1、2、3 だけで、ごくシンプルです（SEP 14 への移行に関するページを参照）。

1. システム要件を確認します。
2. ベストプラクティスを参照してください。セキュリティ管理者が移行のときに参照する最適なリソースです。
3. Endpoint Protection 14 をダウンロードし、12、14、Windows、Mac、組み込みシステム、仮想マシンを 1 つのコンソールから管理しましょう。

アップグレード操作が初めての場合や、詳しい手順が必要な場合は、このまま続けてお読みください。

確実なインストールに備える:

• リリースノートとシステム要件を確認します。
   
• 準備 - シマンテックヘルプの SymDiagダウンロードしてください。お使いのコンピュータが最小システム要件を満たしているかどうかを確認できる診断ツールです。 トラブルシューティング対応に必要なデータを収集する機能もあり、お客様による自己診断やサポートのリソースへのリンクも用意されています。
   
• Symantec Endpoint Protection をバージョン 12.1.6 以前からアップグレードするのと同時に、Windows 10 への移行もお考えの場合は、Symantec Endpoint Protection の移行を先に実行する必要があります（詳細はこちら）。
   
• 複数のバージョンを管理するのではなく、ネットワーク全体を最新バージョンの Symantec Endpoint Protection にアップグレードすることをお勧めします。
   
• 現在の環境で使われている SEP のバージョンリストを出力するには、SEPM からレポートを実行してください。

SEP 14 をダウンロードする:

• ベストプラクティスを確認してください。管理者が SEP 14 へのアップグレードのときに参照する最適なリソースです。
  • シマンテックの全サーバーと正常に通信できるように、周辺ファイアウォールやプロキシで、適切に例外が設定されていることを確認します。
     
  • 信頼できる Web ドメインであっても、スキャンから除外しなければならない場合もあります。クライアントをアップグレードする前に、考えられるスキャン例外をすべて確認してください。

• ダウンロードの前に、「FileConnect の Endpoint Protection ファイルに関するガイド」もお読みください。
   
• その他の情報については、FAQをお読みください。有効なサポート契約をお持ちの場合は、製品のシリアル番号（M で始まる）を使って FileConnectをダウンロードできます。

アップグレードする:

ステップごとのアップグレード手順については、Tech Briefをお読みください。アップグレードを開始する前に、お使いのクライアントソフトウェアをアンインストールする必要はありません。アップグレードは、必ず次の順序で実行してください。最初に SEPM、次に GUP（Group Update Provider）であるクライアント、最後にその他のクライアントです。

• ステップ 1: アップグレード計画を立てる
   
• ステップ 2: バックアップを作成し、ディザスタリカバリに備える（必須）
   
• ステップ 3: Symantec Endpoint Protection 11.x マネージャを準備する
  • レプリケーションを無効にします。
     
  • アプリケーション制御ポリシーで「Protect client files and registry keys（クライアントのファイルとレジストリキーを保護）」を無効にします。
     
  • クライアントグループに割り当てられているクライアントパッケージを削除します。

• ステップ 4: Symantec Endpoint Protection Manager サービスを停止する
   
• ステップ 5: Symantec Endpoint Protection Manager をアップグレードする
  • 新しいバージョンは既存バージョンに上書きする形でインストールされますが、インストール中に設定を保存したうえで最新バージョンにアップグレードします。
• ステップ 6: Symantec Endpoint Protection クライアントをアップグレードする
  • 新しいバージョンのインストール前に、これまでのクライアントをアンインストールする必要はありません。インストール中にクライアント設定を保存したうえで、クライアントを最新バージョンにアップグレードします。注意: GUP（Group Update Provider）であるクライアントは、Endpoint Production クライアントより先にアップグレードしてください。

• ライセンスを更新するか、新しいライセンスまたは追加ライセンスをアクティベートする必要がある場合は、その方法を書いた記事をお読みください。

ヘルプ情報:

• シリアル番号がない: シマンテックライセンシングポータルにアクセスするか、カスタマーケア（1-800-721-3934）にお問い合わせください。
   
• .zip ファイルを実行できない、またはダウンロードが完了しない場合は、Customer Supportのデータベースを検索するか、カスタマーケアにお電話で（1-800-721-3934）、またはメールでお問い合わせください。
   
• 使い始めについて不明な点がある場合は、「Getting Started Guide」を参照してください。［Manage］タブで、Symantec Connect にご参加になるか、無料のオンデマンドトレーニングクラスで自習しましょう。

メンテナンスは、常に最新の状態に保つことが肝要です。メンテナンスが有効であれば、セキュリティ保護が継続されるため、重要なセキュリティアップデートを利用できるなど、さまざまな利点があり、コンプライアンスも維持し続けられます。「Getting Started Guide」の「Manage」タブには、ライセンスとメンテナンスに関する情報が記載されています。

【参考訳】