シマンテックでは、このたび、Symantec Validation and ID Protection Service(VIP)において、Self Service Portal と VIP Manager の機能強化を実施しました。
Self Service Portal のデザインを一新しました。クレデンシャルの管理がしやすくなっただけでなく、利用する組織のロゴを最上部に表示することもできます。管理者向けポータルである VIP Manager では、新機能の追加とカスタマイズ機能の強化、パスワード管理におけるセキュリティ強化を行いました。いずれもシマンテックが提供している Web ベースのポータルですので、すぐに利用することができます。
実装した新機能
- Self-Service Portal の機能拡張
- VIP Manager の機能拡張
- VIP Manager のパスワードセキュリティ強化
新機能の詳細
Self Service Portal の機能拡張の詳細
- Self Service Portal とクレデンシャル登録画面のデザインを使いやすく変更
- Self Service Portal で、お客様のロゴが表示可能になりました *
- 管理者向けにリモートデバイスの診断ページを追加しました。これを使って Registered Computer(VIP Intelligent Authentication で利用できるデバイス登録機能)の問題解決を行えます。このページでは、プラグインのインストール状況などを確認できます
- 簡体字中国語のサポート
- Macintosh 用 Chrome のサポート、Window 8(Internet Explorer 10 のみ)、および Windows 8.1(Chrome、Firefox、Safari および Internet Explorer 7 以降)のサポート
VIP Manager の機能拡張の詳細
- グループ機能を拡張して、Admin Groups との連携が可能になりました。これにより特定のユーザグループに対して管理者権限についてカスタマイズができます **
- Direct Sign-In 設定ができるようになりました。これによって VIP Manager に直接ログインをするのではなく、Microsoft Active Directory のような社内のアイデンティティプロバイダの情報を使って認証をすることができます **
- レポートで、ローカルのタイムゾーンが表示されるようになりました
VIP Manager のパスワードセキュリティ強化の詳細
- テンポラリパスワードの有効期間を 7 日間から 30 分に短縮しました
- パスワードをリセットする場合、管理者はテンポラリパスワードを加えた 2 つのセキュリティコードを入力するようにしました
- パスワード内で特殊文字の利用を可能にしました
* このリリースでは、ログインページではロゴは表示されません。
** この機能には Enterprise Gateway を 9.3 以降にバージョンアップする必要があります。